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心理学入門

学会の懇親会で、最初の短い挨拶だけで「話しやすそうだな」と印象が固まる場面に何度も出会ってきましたし、そのあと別の会場や休憩時間で何度か顔を合わせるうちに会話の力みがほどけていく感覚も、筆者自身くり返し実感してきました。

理論・研究

研究打合せの最中に、上司から「今夜までに急ぎでお願いします」と連絡が入った瞬間、筆者の頭の中では、これは脅威なのか挑戦なのか、打てる手はあるのかという見積もりがほとんど無意識に走っていました。

理論・研究

このページで扱うのは営業の小手先ではなく、社会心理学でいう「説得」の枠組みです。検索で混同されがちなデール・カーネギーの人を動かすにある“6原則”とは別に、ここではロバート・B・チャルディーニが1984年の著作で整理した6原則を見ていきます。

心理学入門

色彩心理学は、色の見え方や印象、感情との結びつきを扱う分野ですが、1810年の色彩論から続く研究史と、2003年ごろに一般向けに整理された「学問名としての広がり」は分けて見る必要があります。

コラム

限定セールのカウントダウンに背中を押されて、筆者は予定になかった家電を買ったことがあります(筆者の体験に基づく一例)。購入直後は満足していたのに、あとからレビューを読み直して「やはりこれでよかった」と自分を納得させている自分に気づきました。

理論・研究

会議で自分だけ違う意見を口にしづらかったり、上司の依頼を断れないまま引き受けてしまったり、スマホの通知音で反射的に端末へ手が伸びたりする瞬間に、心理学の有名実験は思いのほか日常へつながってきます。

理論・研究

1961年にイェール大学で始まり、1963年に公表されたミルグラム実験では、代表条件で参加者40人のうち26人、つまり65%が最大450Vまで進み、しかも全員が300Vまでは従いました。

理論・研究

権力が人を変えるの象徴的な実例として語られがちなスタンフォード監獄実験ですが、1971年にスタンフォード大学で行われたこの研究は、参加者24人、報酬は1日15ドル、予定2週間に対して実際は6日で中止という基本事実をまず押さえておく必要があります。

理論・研究

教室で線分課題のデモをすると、全員が同じ誤答を言い続けるだけで、正しいとわかっている人ほど口が重くなります。ところが一人だけでも別の答えを出すと、さっきまで張っていた空気がふっとゆるむ場面を、筆者は何度も見てきました。アッシュの同調実験が示したのは、正解が明白でも人は多数派に引っぱられうるという事実です。

理論・研究

スマホの通知音が鳴った瞬間、内容を読む前に手が伸びることがあります。あの「体が先に動く」感じを手がかりにすると、パブロフの犬は昔の有名実験ではなく、いまの生活や脳研究につながる学びとして見えてきます。

理論・研究

大学で研究補助としてゼミ運営を手伝っていたとき、学生の発言に対する返しを「よかった」で終わらせず、「次はここを試そう」と具体化しただけで、数回のセッション後には手を挙げる学生が目に見えて増えました。

理論・研究

吊り橋効果は、怖さや緊張で高まった心拍を相手への好意と取り違える「覚醒の誤帰属」の一例として理解すると、より正確です。筆者は初デートでホラー映画を観た直後に相手が普段より魅力的に見え、その後でその感覚が身体反応の影響だったと気づいた経験があります。