心理学の学派は、名前を覚えるだけでは見えてきません。どの立場が何を問題にし、前の学派の何を引き継ぎ、どこを批判して次へ進んだのかを時系列でたどると、行動主義から認知心理学、認知行動療法、そして「第三の波」までが一本の流れとしてつながってきます。
試験前になると決まって似た夢を見る、うっかりした言い間違いに自分でもぎょっとする。そんな身近な“あるある”から入ると、フロイトの精神分析は急に遠い古典ではなく、心の動きを読むためのひとつの見取り図として見えてきます。