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理論・研究

心理学史とは、古代ギリシャ以来の哲学的な心の議論が、19世紀後半に実験と測定へ移り変わっていく過程である。1879年、ヴントがライプツィヒ大学に世界初の心理学実験室を開いたことで、心理学は独立した科学として歩み始めた。

理論・研究

ホーソン効果とは、シカゴ郊外のウェスタン・エレクトリック社ホーソン工場で1924年ごろから始まった一連の研究を通じて知られる、人が観察や注目を自覚したときに行動や成績を一時的に変える現象である。

理論・研究

犯罪心理学は、心理学の知見を犯罪や非行の問題に応用する学問であり、その中でプロファイリングは、犯行現場の手がかりから犯人像を確率的に推定する捜査支援の一手法です。刑事ドラマや小説で見るような「犯人をピタリと言い当てる技」に見えますが、実像はずっと地道で、データの質と量を積み重ねていく作業に近いでしょう。

理論・研究

アッシュの同調実験は、1951年にソロモン・アッシュがスワースモア大学で行った、人は多数派の圧力にどこまで流されるのかを確かめた古典的な社会心理学の実験である。標準線分と比較線分を見比べるだけの簡単な課題なのに、サクラが口をそろえて誤答すると、本物の被験者の約37%が臨界試行で同調し、

理論・研究

認知心理学とは、心を情報処理システムとして捉え、記憶・思考・知覚を軸に頭の中で起きる処理を解き明かす学問です。20世紀前半の行動主義が心の内部をブラックボックスとして扱ったのに対し、1950年代の認知革命の中で形づくられ、1967年のCognitive Psychologyで分野名が定着しました。

暮らしの心理学

睡眠不足は、感情と記憶を処理する脳の働きを乱しやすい状態である。人事・組織開発の現場でも、繁忙期に睡眠を削ったメンバーほど、些細な行き違いで対立しやすくなる場面を何度も見てきた。

暮らしの心理学

養育スタイルとは、親の関わり方を温かさ(応答性)とルール(要求性)の2軸で見立てる考え方で、バウムリンドの研究を起点に権威的・権威主義的・許容的・無関心型の4タイプへ整理されます。発達段階の知識だけでは子育ては動きにくく、ほめ方・叱り方・聴き方という日々の技術がそろって初めて、関わりは変わっていきます。

暮らしの心理学

失恋は心理学で「喪失体験」の一つであり、別れた直後に後悔や寂しさで心が乱れるのは、意志が弱いからではなく自然な反応です。人事・組織開発の現場で社員のメンタル相談を受けてきた経験でも、失恋直後の人ほど「自分はおかしいのでは」と現在地を見失っていました。

暮らしの心理学

嫉妬は、誰もが日常で抱く自然な感情ですが、心理学では嫉妬(jealousy)と羨望(envy)を分けて考えます。前者は自分と大切な対象、そして横取りする第三者の3者関係で生じる「失う恐れ」で、後者は自分と相手の2者関係で生じる「相手が持つものを欲しい」という感情です。

暮らしの心理学

マウンティングは、もともとサルなど霊長類が馬乗りになって優位を示す動物行動学の用語で、2014年ごろから人間関係を表す言葉として一気に広まりました。書籍女は笑顔で殴り合う マウンティング女子の実態やテレビドラマをきっかけに「マウンティング女子」という語も生まれ、

暮らしの心理学

アサーションとは、自分も相手も大切にする自己表現であり、我慢して飲み込むノンアサーティブでも、強く押し切るアグレッシブでもない第3の選択肢です。1949年に行動療法の文脈で「自己主張の必要性」が語られたとされ、日本では1980年代に平木典子が紹介して広まったことで、

暮らしの心理学

内向型と外向型は、心理学者C.G.ユングが1921年の心理学的類型で示したように、関心が内的世界に向くか外界に向くかで分かれる性格傾向である。人事・組織開発の研修現場でも、同じ会議を終えて消耗する人と、むしろ勢いづく人がきれいに分かれる場面を何度も見てきたが、その差は社交の得手不得手ではなく、