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バンドワゴン効果とは?社会的証明との違い・活用例・注意点
初めて入る街で飲食店を探すとき、空いている店より、つい行列のできた店に足が向いたことはないでしょうか。あの感覚の正体に近いのが、バンドワゴン効果です。これは多数派に引かれて支持がさらに増える現象で、他人の行動を判断材料にする社会的証明の枠組みで理解できますが、同じ言葉としてまとめてしまうと少し粗くなります。
ダニング・クルーガー効果とは?定義・研究・限界
大学時代、ある小テストで自己採点は「7割くらい取れた」と感じていたのに、返ってきた点は5割台でした。この「わかったつもり」と実際の成績のズレこそ、ダニング・クルーガー効果を考える入口です。ここで指すのは知能や人格の断定ではなく、特定の課題で自分をどう見積もるかという自己評価の誤差です。
正常性バイアスとは?災害時のリスクと対策
夜間の豪雨で携帯の警報音が鳴ったとき、筆者も一瞬だけ「自分の地域は今回は大丈夫かも」と受け取り直しかけたことがあります。この“まだ平常の延長だ”と異常を小さく見積もる心の働きが正常性バイアスで、災害時の避難を遅らせる大きな要因です。
アンカリング効果とは?価格交渉の使い方と対策
- "アンカリング効果" - "認知バイアス" - "価格交渉" - "行動経済学" - "フレーミング効果" article_type: applied-column geo_scope: japan specs: product_1: name: "アンカリング効果" key_features: "最初に
サンクコスト効果とは?損切りの心理と回避策
映画館で、途中から明らかに合わないと感じた作品を前にしながら、「ここで出たらチケット代がもったいない」と席を立てず、結局エンドロールまで見てしまったことがあります。あのときの筆者は、これ以上時間を使う不利益より、すでに払ったお金を無駄にしたくない気持ちに引っぱられていました。
認知的不協和とは?1959年実験と対処法
高額なガジェットを買ったあとに「これは必要な投資だ」と言い聞かせたり、夜更かしした翌朝に「今日は特別だから」と自分を納得させたりする瞬間は、思っている以上に身近です。
愛着理論とは?愛着スタイル4タイプと大人の人間関係
愛着という言葉は「愛情が深いかどうか」の話として受け取られがちですが、心理学でいう愛着は、ストレスや不安が高まったときに安心を求めて特定の相手に近づく行動システムを指します。
愛着スタイル診断の意味と4タイプ比較
LINEの返信が少し遅れただけで「嫌われたのでは」と胸がざわつく人もいれば、「いまは放っておこう」と気持ちを引く人もいます。こうした受け取り方の違いを説明するのが「愛着スタイル」ですが、これは対人関係の傾向を示す心理学概念であって、医学的な診断名ではなく、「愛着障害」とそのまま同じものでもありません。
愛着障害とは?大人に現れる傾向と回復5ステップ
検索でよく見かける「大人の愛着障害」は一般的な言い方で、DSM-5やICDで成人の正式診断名として置かれているわけではありません。恋人からの返信が遅れると胸がざわつき、会いたいのに自分から距離を取りたくなる――そんな揺れを「障害」とひとまとめにせず、この記事では子どもの診断概念であるRAD・DSEDと、
発達心理学とは?生涯発達・主要理論・研究法
発達心理学は「子どもの心理」を学ぶ分野だと思われがちですが、実際には乳児期から老年期までの変化を追う、生涯発達の学問です。筆者自身、学部初年のころはそう誤解していましたが、エリクソンやバルテスに触れてから、年を重ねることそのものを発達として捉え直すようになりました。
ピアジェの認知発達理論|4段階と要点
保育の現場でいないいないばあに声を上げて笑う子、水を細長いコップに移した途端に「増えた」と感じる子、理科で仮説を立てて確かめ始める子を見ていると、考える力にはたしかな道筋があると実感します。そうした変化を4段階で整理したのが、スイスの心理学者ジャン・ピアジェの認知発達理論です。
エリクソンの発達段階とは?8つの危機と年齢・力を表で整理
大学1年の発達心理学の講義で、筆者はエリクソンの8段階を年齢と「徳」で暗記しようとして、どこが全体の軸なのか見失ったことがあります。だからこそこの記事では、エリク・H・エリクソン(1902-1994)の心理社会的発達理論を、まず全体像からつかみ、