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心理学入門

血液型と性格の関係は、心理学とパーソナリティ心理学の世界では長年、意味のある関連は認められないというのが共通見解である。昭和初期の古川竹二の研究から1971年頃の能見正比古の著作を経て日本では広く知られるようになったが、学術的な検討が進むほど、

心理学入門

エビングハウスの忘却曲線は、1885年にエビングハウスが記憶について(実験心理学への貢献)で示した、記憶の変化を表す曲線である。筆者も論文要約の仕事で「1日後に約74%忘れる」という図をあちこちで見かけたが、原典の節約率データに当たると、そこで示されているのは保持率ではなく、

暮らしの心理学

人の本音は、口にする言葉よりも、髪や視線、手の動きといった無意識のしぐさににじみやすいものです。しぐさ読みは便利ですが、「髪を触る=好意」のように一つの動作へ意味を固定すると誤読を招きます。

理論・研究

ストレンジ・シチュエーション法は、エインズワースが1970年代に確立した、乳児の愛着の質を測る実験観察法である。生後9〜18か月の子どもが見知らぬ部屋で養育者と分離・再会する8つの場面を通して、わざと穏やかな不安を作り、そのとき養育者を安全基地として使えるかを見ていく。

理論・研究

リーダーシップ理論は、特性論から行動論、条件適合論、そして変革型へと約100年かけて進化してきた理論群であり、PM理論、SL理論、ゴールマンの6スタイルはその流れの異なる地点に立っています。

暮らしの心理学

職場の人間関係の悩みは、本人の性格だけで生まれるものではなく、働く環境の側にもはっきりした理由があります。令和5年の労働安全衛生調査では、強い不安・悩み・ストレスを感じる労働者が82.7%に達し、その要因として対人関係は29.6%で第3位でした。

暮らしの心理学

気質とは、生後すぐに現れやすく遺伝的要因が大きい生物学的な核であり、性格や人格はその核の上に環境や経験、本人の努力が積み重なって形づくられる外側の層である。ヒポクラテスとガレノスが古代に体系化した4気質から、トマス・チェスの縦断研究やクロニンジャーの7次元モデルへと理解が精密化してきた流れをたどると、

暮らしの心理学

毒親とは、1989年に米国のセラピスト、スーザン・フォワードがToxic Parentsで広めた言葉で、親の支配や害をめぐる問題を指します。精神医学や臨床心理学の正式な診断名ではないからこそ、白黒で「うちは毒親か」と決めつけるより、何が起きて自分にどう影響したのかを見直すことが出発点になります。

暮らしの心理学

ソシオニクスは、1970〜80年代にリトアニアの経済学者・社会学者アウシュラ・アウグスティナヴィチュテが、ユングの心理学的類型とアントニ・ケンピンスキーの情報代謝理論を組み合わせて体系化した、心の情報処理をめぐる独立した理論です。

暮らしの心理学

MBTI相性とは、ユングが1921年に著した心理学的類型を土台にしたMBTIをめぐって、SNSやランキング表で広まった「相性」を読み解く話です。人事・組織開発の現場では、事実重視のSと可能性重視のN、あるいはTとFの判断軸の違いが噛み合わず、提案や会議が止まる場面を何度も見てきましたが、

暮らしの心理学

嫌いな人との付き合い方は、相手を変える話ではなく、自分の認知と距離を整える話です。レオン・フェスティンガーが1957年に示した認知的不協和の考え方や、確証バイアスが働くしくみを踏まえると、嫌いと感じるのは脳の自然な働きであり、冷たいからではありません。

暮らしの心理学

ISTPは、内向的思考Tiと外向的感覚Seを軸に、16Personalitiesでは「巨匠(Virtuoso)」、探検家(SP)グループに分類される性格タイプです。職場の組織開発に携わるなかで、寡黙なのに故障対応では誰より頼りになるISTP的な同僚に何人も出会ってきた経験からも、その印象はよくわかります。